ディズニーと聞いて、あなたはなにを思い浮かべますか?
「夢の国」
「きらめくパレード」
「かわいらしいキャラクター」
「スリリングなアトラクション」
きっといくつもの楽しいイメージが浮かんでくるでしょう。
そんな魅力あふれるディズニーのパークを支えている、ある「魔法」を知っていますか。
その魔法とは……「心くばり」です。
キャストたちの心くばりがあって初めて、ディズニーのパークは「夢の国」として存在しているのです。 ―――はじめにより抜粋
◎コンテンツ
・身近なあの人を「VIP」とイメージする
・苦しい時は、ディズニープリンセスになりきってみる
・目に触れるものは「すべてがショー」と考える
・職場に1歩入ったら「キャスト」になる
・損か得かよりも、ワクワクする方を選ぶ
・ミッキーの声マネをしてみる
・目が合ったら、口角を上げる
・伝えたいことは、シンプルにする
・仲間のいいところを見つけて、ほめてみる
・「心くばりの魔法」が人生を楽しくすると知る 他
この本を企画、編集するにあたり、
たくさんの働く女性に話を聞かせてもらいました。
「どんなことに悩んでいますか?」 と質問すると、
仕事の内容、今後のキャリア、時間の使い方など、
さまざまな声が挙がる中で、
なんと90%以上の人が同じ悩みを抱えていました。
それは「人間関係」です。
先輩、後輩、同僚、取引先の苦手な人との付き合いにストレスを感じているというのです。しかしそれは、人間関係さえうまくいけば、悩みの9割が解決できるということです。
本書では、元オリエンタルランドの人材トレーナーが、「誰からも好感を持たれて、仕事がスムーズに進む」50のヒントを教えます。
そのノウハウをできるだけ身近に感じてもらえるように、ディズニーならではの事例や裏話もたくさん盛り込みました。
コミュニケーションとは、ちょっとしたコツを知るだけでみるみる上達します。
コミュニケーション上手になると、人との会話が楽しくなり、仕事がずっとおもしろくなります。
そのコミュニケーションの礎となるものが、「心くばり」です。
ほんの少し心くばりをするだけで、あなたの周囲には「一緒に働きたい」という人たちが集まり、仕事がはかどり、評価が高まります。
1日の多くを費やす「仕事の時間」が楽しくなれば、それはすなわち、人生が楽しくなることに他なりません。
職場の人間関係や、仕事をもっとよくしようと日々奮闘しているすべての人に、この本を読んでいただけたら嬉しいです。